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夫婦共働きが独身よりもFIREしやすい理由

結婚がゴールではなく結婚してからも働き続け、現代では65歳以降も稼がないといけない時代がすぐそこまで迫っているように感じます。

老後は働かずに夫婦でゆとりのある生活をしたい。できれば老後までまたなくても早期退職したい。と考えている方も多いかと。

しかし現実は中々困難で、思うように貯金が出来ないものですよね。一度上がった生活水準は中々下がらず、子供ができれば予想していない出費もあるものです。

独身時代のほうが気楽に自由に暮らしていけたんじゃないかなぁなんて思ってしまう時もあるのではないでしょうか。

そんな方に朗報を今回はお届けします。それは独身の時よりも夫婦で共働きの方がFIREしやすいという事実です。

このような方に向けての記事です
  • 将来FIREしたい
  • 夫婦共働きだが思うようにお金が貯まらない
  • 結婚したいがお金に不安がある
  • 共働きでFIREするにはどうしたらいいか迷っている

僕自身が20代後半から株式投資を始め、夫婦共働きを経て39歳でFIREできたやり方を紹介していきます。

目次

夫婦共働きがなぜ独身よりもFIREしやすいのか

単純ですが独り身よりも夫婦共で働く方が当然収入が多いから。これがまず一番の要因になります。

当たり前の話と思うかもしれませんが、早期退職するにはある程度お金を貯めるか増やさないと達成することは困難ですよね。

夫婦になる。つまり結婚するとメリットが増えます。もちろん経済的メリットがあるだけで結婚するわけではないと思いますが、独身の時よりも色々と有利になる点があるわけなんですよね。

結婚で有利になる点
  • 家賃
  • 食費
  • 光熱費

夫婦共働きでなかったとしても「家賃・食費・光熱費」これは今までそれぞれが支払っていた金額の合計よりは少なくなるはずです。

しかも、1ヵ月の出費で大きなウエイトを占めるのが「家賃・食費」なので結婚は独り身よりも大きなマイナスを削れる要因ですよね。

そして夫婦共働きとなれば更に収入が増える分、残るお金も多くなるはずなんです。

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僕がFIREを達成した方法は「削って・より稼いで・株式投資につぎ込む」。結論この3点になります。

なので独身よりも夫婦共働きの方が単純に残るお金が増えるので余ったお金を株式投資にぶち込めるから、FIREしやすいという理屈になるわけです。

こちらは一人暮らし・夫婦共働きのそれぞれの月の収入と支出の図になります。

一人くらい夫婦共働き
給料¥250,000¥500,000
家賃¥80,000¥80,000
食費¥35,000¥70,000
水道光熱費¥12,000¥12,000
携帯代・インターネット代¥12,000¥24,000
衣類¥15,000¥30,000
日用品¥8,000¥10,000
交際費・娯楽費¥40,000¥80,000
雑費¥10,000¥20,000
保険¥8,000¥16,000
貯金¥30,000¥158,000
合計¥250,000¥500,000

独身の場合、手取り25万であれば月の貯金額が3万円だったのが結婚して夫婦共働きの場合15万円程になります。約5倍近く貯金が出来る計算になるわけです。

尚且つそこからさらに支出を抑えられる部分を検討し削っていくとこうなります。

ビフォーアフター
給料¥500,000¥500,000
家賃¥80,000¥70,000
食費¥70,000¥60,000
水道光熱費¥12,000¥12,000
携帯代・インターネット代¥24,000¥10,000
衣類¥30,000¥20,000
日用品¥10,000¥10,000
交際費・娯楽費¥80,000¥60,000
雑費¥20,000¥15,000
保険¥16,000¥10,000
貯金¥158,000¥233,000
合計¥500,000¥500,000

月に約23万円の貯金が浮いてくるわけです。一人分の給料位お金が残りましたね。

「そんなに上手くいかないよ」と思う方もいると思いますが、上手くいきますよ。実際に僕がうまくいってます。

もし上手くいかなくなる理由があるとすれば次のことが原因かもしれません。

夫婦間での価値観

夫婦共働きをしているのに思ったようにお金が残らないのは単純にお互いの価値観を理解し合っていないからだと考えられます。

本当に妻と夫の2人がFIREを考えているのか?FIREをしたいと思っているのは夫もしくは妻だけなのではないか?どうでしょうか?

もし片方だけがFIREしたいという目標では中々思うように進んでは行きにくくなります。なぜなら、片方はFIREをしたいので色々と削れる出費の部分を削ろうとしますが、もう片方はそんなこと考えて無いのである程度思うようにお金を使ってしまう場合が多いからです。

そうするとお互いが少しずつストレスを感じ始めるようになり、結婚したことに対する疑問さえ出てき始めますよね。

片方はFIREを。片方は自由にお金を。これではFIREなんてとてもじゃないですが無理ゲーです。

なので、相手の価値観は必ず話し合って知っておいた方が良いんですよね。

負担になることにはお金を出す

例えば、共働きをしているのにどちらかが食事を作らないといけない。とか、掃除洗濯をしなければならない。というのは結婚したては良いんですが、後々不満の原因になるケースが多いです。

「働いてるのになぜいつも俺が?なぜいつも私が?」

こうなってしまっては関係は悪くなる一方で、せっかく家族になって暮らしている家で安らぐことはなくなっていきます。

なので、どちらかが負担と感じる部分は話し合うか、お金を使ってください。

負担になる前にお金を使った方が良い例
  • 家事代行
  • ベビーシッター
  • シルバーケア
  • 託児、保育…etc

FIREを目指すのに、贅沢な気がするお金を使うの?そんな声も聞こえそうですが、使いますよ!

どこまで行ってもFIREは未来の話しです。そしてそのFIREを達成するために今の自分たちが動いてるわけなので、現時点でストレスなどで潰れてしまっては全くもって意味がないと思います。

お互い働いているわけなので家事代行してもらうだけで休める時間が増えるじゃないですか。それだけでもメリットは十分にありますよ。

それに、お金で買った時間でリフレッシュできれば、また仕事で良いパフォーマンスができ給料が上がるきっかけになるかもしれません。

負担になることにはお金を使ったほうが良いと思います。家事代行サービスは探せば色々とありますので参考程度に何社か紹介しておきます。

スピード

夫婦共働きアフター
給料¥500,000¥500,000
家賃¥80,000¥70,000
食費¥70,000¥60,000
水道光熱費¥12,000¥12,000
携帯代・インターネット代¥24,000¥10,000
衣類¥30,000¥20,000
日用品¥10,000¥10,000
交際費・娯楽費¥80,000¥60,000
雑費¥20,000¥15,000
保険¥16,000¥10,000
貯金¥158,000¥233,000
合計¥500,000¥500,000

こちらは先ほどの図ですが、どちらにしても貯金額が独身時代と比べると大きく変わりました。夫婦共働きで増えた貯金を投資に回すことで、FIREするスピードが一段と上がります。

FIRE後にどのような生活をしたいか?で目標金額が変わるので夫婦で話し合って決めてください。インデックス投資でも、高配当投資でもFIRE後暮らせて行けたらよいので、その暮らしがどの水準なのかは大事です。

まとめ

独身と夫婦共働きとでは断然共働きの方が有利です。なので結婚したいと思う相手がいる場合は価値観を確かめ合って自分の中で納得できたら早めに結婚してしまった方が良いですね。

それと、夫婦生活は共同生活なのでどちらかに負担が偏ると途端に上手くいかなくなるので、適度にお金をつかって少しでも負担を軽くしてください。それがFIREへの最短ルートの1つになります。

あと投資を継続し増やしていく。10年もすればかなり明るい未来がまっています。

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YouTubeはじめました。内容はFIREとお金に関してです。ぜひ一度見てください!

https://www.youtube.com/channel/UCwEC0I5a9kftvq_ZPRNcDlg

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この記事を書いた人

22歳から17年間ずっとサラリーマンとして働き続け、39歳でFIREしました。価値観は人それぞれですが、人として賞味期限のあるうちにやりたいことを好きなだけして生きていきたいと思ってます。米国株式投資でFIREしているので、株式投資のやり方や続け方をブログとYouTubeで配信しています。お金持ちではなく、小金持ちを目指す内容になっています。

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