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第七章:年に何度も来る暴落を体験しよう

第一章から読んで頂いている方は何に投資をし、始めてからは長期投資が資産形成にとって大事なんだなと、何となく理解して頂いたと思います。

今回の第七章では長く投資を続けていくうちにこれから経験するであろう体験を、少しだけ先回りして書いていくので、今後体験するときには「あの記事に書いたあったことだな」と思い出してください。

こちらは前回の記事です。

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この記事でわかること

長期投資で体験すること

株価大暴落の歴史

暴落時に焦って売るとどうなるのか

暴落を体験した先に得るもの

目次

年に何度も来る暴落を体験しよう

株価は上がるときも下がるときも綺麗に進んではいきません。価格が5%上がった翌日は8%下がったり、値幅制限のない米国株では1日で20%以上も上下する場合もあります。

翌年に比べ年間で数%の上げ下げであっても、1年の間には大きな動きがあったりします。

まずは1年持ち続け、暴落や暴騰の経験をすればそんなに慌てることはなくなると思いますので、早めに体験してしまいましょう。

歴史的大暴落

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上記のグラフはとても示唆に富んだものなので引用します。

1929年の世界大恐慌からの83%下落は気を失うダメージですよね。さらに世界大戦へと続き「株式投資なんてやってる場合じゃない」って感じにもなりますね。

その後順調に右肩上がりに見える米国株も10年~20年の間に何度も大暴落をしていますので、これからも歴史に残る大暴落は定期的に来る可能性は高いと予測できます。

狼狽売りの悲劇

2020年におきたコロナショックによる大暴落で株を手放した人は多いでしょう。しかしほとんどの株価は1年程でコロナショックの前以上に戻ったので、よけいにショックですよね。

「ITバブル崩壊」や「リーマンショック」の時はコロナショック後のようにはすぐに株価がV字回復しなかったので、「手放して正解」と喜んだ人もいるはずです。

しかし「ITバブル崩壊」や「リーマンショク」の数年後は株価も回復し、暴落以前よりも株価は伸びています。

世界的な大暴落の原因

売りが売りを呼ぶ

世界的な大暴落の原因は「不安」によるものなので、決して企業の経営状態悪化による暴落だけではない場合が多いんですよね。

※1つの企業の株が暴落するというのはよくあることで、基本的には経営状態がよくないからです。

不安な状態になると人は冷静な判断が出来なくなってしまい、確定していない「含み損」の状態で焦って狼狽売りすると確定の「損益」になってしまうのです。

狼狽売り
  • 株価が暴落した時に慌てて売ること。
  • 含み益のある人は慌てて利益を確定させるために売り、含み損のある人はこれ以上損益が膨らまないように慌てて売ってしまうこと。

暴落してしまった時はすでに遅いので焦らずにリラックスした状態で考えることが大事になります。

暴落を乗り越えるたびに強くなる心臓

これから投資を始める方は、恐らく前日比1%下がっただけでも嫌な気持ちになったり不安になったりすると思います。なので突如襲ってくる大暴落の時は視界が真っ暗になるかもしれませんね。

そんな時は暴落の歴史を見てください。暴落時は悲観的になりがちですが、コーヒーでも飲みながらリラックスして保有し続けるんです。

ウォーレン・バフェット

Only buy something that you’d be perfectly happy to hold if the market shut down for 10 years.

今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる企業だけを買いなさい。

ウォーレン・バフェット

暴落を経験し株を持ち続けると、暴落による含み損やその後の株価回復の過程などを体験できます。暴落を何度も経験していく度に心臓が強くなり慌てることもなく、逆に買い時と思うようにもなります。

暴落は精神力が鍛えられるチャンスでもありますね。

まとめ

株式投資を継続していくと100%の確率で暴落相場に直面します。大暴落を引き起こした米国株の歴史をみても悲惨な下げ幅が多いですが、その後暴落以上回復していますよね。

株価は暴落を繰り返して上昇していきます。自分が信じた企業の株をもっているのであれば、慌てて売ってしまわず冷静に保有し続けてください。

暴落で体験した経験は必ず長期的な資産形成に役立ちますので続けていきましょう。

第八章へ進みます。

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この記事を書いた人

22歳から17年間ずっとサラリーマンとして働き続け、39歳でFIREしました。価値観は人それぞれですが、人として賞味期限のあるうちにやりたいことを好きなだけして生きていきたいと思ってます。米国株式投資でFIREしているので、株式投資のやり方や続け方をブログとYouTubeで配信しています。お金持ちではなく、小金持ちを目指す内容になっています。

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