人生で1度は「億」という単位のお金に憧れたことはないでしょうか?
ひと昔前まではテレビの特番でたまにお金持ちの方が出演されていて、世の中には”金持ち”っているんだなと思い、自分もそうありたいなと思った方もいると思います。
- 人生には限られた時間が60年間しかない理由
- 取柄えがなぜなくてもよいのか
- 4つの収入のタイプ
- 投資家は別に大したことない
- 投資の答えは歴史にあるとこ
最近ではYouTubeで「資産運用ちゃんねる」がたくさん配信されていていますし、なんとなくYouTubeで成功すればお金持ちになれる。そういう稼ぎ方ができる時代になりましたね。
しかしいざ「自分が」となると、人並み以上の行動力・営業力・ルックス・雰囲気を持っている人でないと、何となく「億」というお金を手に入れるのは難しく感じませんか?
“ふと我にかえる”というか、自分では無理だな。と行動する前に気持ちが折れてしまいがちです。
安心してください。僕は17年間ずっとサラリーマンだけをしてきて「FIRE」することができました。 その僕は全てにおいてほぼ平均か、人並み以下です。
- 年収500万円(退職する前の約5年間程/最初は年収250万円程でした)
- 最終学歴専門学校卒業(この専門学校に行ったことは生かせてません)
- これといった趣味は特に無し(好きなことはあります)
ではどうやって資産を膨らましFIREできたのか?その答えは「投資」になります。
金・株式・国債・為替・不動産・仮想通貨…etc
投資の種類は色々ありますが、僕が運用しているのは株式投資です。そしてその中でも米国株にお金を換えています。米国株に集中投資している感じですね。
株式投資をスタートすることで少しずつ複利の力を利用しFIREしましたが、今まで全く投資をしたことがない方がいきなり株式と言われても中々ハードルが高いなと感じると思います。
なので、株式投資を始める前に話しておきたいことを書いていきます。
年収500万円の会社員でも十分に1億円は築ける
この記事のお題の通り、「億」を作り出すのに必ずしも人並み以上の行動力・営業力・ルックス・雰囲気を兼ね備える必要はありません。
もちろん元本が多いに越したことはありませんが、年収が500万円のサラリーマンでも給料の運用次第で十分1億円を築くことができるのです。
毎月6万円はさすがにきついと思うかもしれませんが、毎月使ってしまっているお金で色んな部分を削れば用意できなくもない金額です。(我慢も必要ですが)
シミュレーションのように、資産は綺麗に毎年9%ずつ増えるわけではありませんが、平均して9%以上の利率を出している株はあなたが知らないだけで存在します。9%は正直なところ上出来ですが、あります。
特別なスキルや特別な収入がなくとも、優良な株を長い年月をかけて買い続けると1億は到達します。1億も考えていない人にとっては尚更簡単です。
この記事の続きでは、実際に株式投資の始め方と続け方を書いていきますが、その前にまず生き方に関して僕なりの考え方から「なぜ色んな投資がある中で株式投資を選んだのか」について説明しますね。
「いやいや、そんなことよりも先に株式投資のノウハウが知りたい」と思う方もいると思いますが、確実に生き方の方が大事です。この生き方の設定が無いと投資をしていても目標が定まりません。
年収500万円でも億のお金を作れるのに、目標が定まっていないと途中でやめてしまう可能性があるからです。
株式投資って継続なんですよね。(なんでも継続が大事だと思っているのですが)
なので株式投資のあれこれを知る前に少しお付き合いください。
人間には賞味期限がある
人生100年時代と言われていますが、実際に100年の間で元気に思うように体が動き自由に過ごせる期間って恐らく60年間位なのかな?と考えています。
それは生まれてから大体中学生くらい(約15歳位)までは親の監視下の元だと思うので、自由度が低いですよね。それと何となく75歳位になると50代までのような体力は無くなり動きも軽やかではなくなりそうです。
そうすると人生って大体60年間が元気に体が動き、自分の意思で自由に生きていられる期間と思いませんか。そういった意味で人間には賞味期限があると考えています。
もちろん賞味期限が60年以上の方もいますし、逆に病気などで60年以下の方もいます。大事なのは60年でなく人生には限られた時間がどんな人にでもあるということ。
まるで無限と思えるような時間でも終わりがくる。それはもちろん誰もが分かっているが、自分の賞味期限を意識すると今取り組んでいることや、これからやっていくことの重要さに気づけると思います。
長いようで短い人生ですね。20代のピークを過ぎると大概の人は年々体力が低下します。なので少しでも早いうちに誰の人生でもない自分の人生を好きに楽しめる用に舵をきってください。
船長は誰ですか?舵輪は常にあなたが持ってます。
取柄がないことが取柄になっている
全人類の78%の人が恐らく取柄がないです。僕も78%に入ります。これは78対22の法則から推測してます。
別名「ユダヤの法則」とも言われていて、世の中78対22ですべて成り立っているという考え方。
例: 蟻の1集団の中で働き蟻78%、さぼり蟻22%います。その78%を隔離するとその中の22%がさぼり蟻になります。逆に22%のさぼり蟻を隔離するとその中の78%が働き蟻に変わる。常に78対22の比率になる。
これはポジティブな考え方の話しで、そもそも特別な取柄があればそれで食べていってると思います。取柄という取柄がないから僕たちはサラリーマンなんでしょ。って話しで。
だから、取柄がないことが取柄なんやと思ってください。なぜなら、変に取柄があればその道に進んでしまうからです。
そして、その道には自分よりも更に能力の高い人が大体いるものです。
取柄があったがゆえにその道に進んでしまい、引き返すにも年齢的にできず蓋をあけたらその道にしがみつくしかない。
そう考えたら取柄がなかったことが取柄なんだってなりませんか?そして取柄が無いがゆえにサラリーマンなので平均的な収入なのです。
だからこそ株式投資がピッタリなんですよ。取柄がなくて本当によかったです。
有名な4つの窓(給料だけでは資産は築けない)
「クワドラント」という言葉をご存じでしょうか?金持ち父さん貧乏父さんという本を読んだことのある方なら知っていると思いますが、この世の収入の形は4つの窓に分けることができるんですね。
今でこそYouTubeやTik Tokなど個人で大きく収入を得れる時代ですが、まだまだ大半の方がこの図でいうと【E(労働者)】会社員になるはずです。
しかし、YouTubeやTik Tokであったとしても【S(自営業者)】であって、配信を辞めると収入が止まる場合もあります。
会社員で億を作るには確実に【I(投資家)】になるか、サラリーマンをしながら起業する【B(ビジネスオーナー)】になる必要があります。
給料だけでは思うようにお金って貯まらないですよね?なので給料を元にして増やしていけば良いだけなんです。
上の表は厚生労働省が発表している調査の1つで、貯蓄に関するデータになります。
年代別ではないのであくまでも平均値の話しですが、世帯別でみても貯蓄が無い方が10%以上もいるということです。ちゃんと働いているにも関わらずです。
約1億3000万人程いる日本人の内、約1300万人が貯金が無いんですよね。それに母子家庭では約33%が貯金が無い状態です。僕も母子家庭だったので良く分かりますよ。
貯金がある人であっても3000万円以上あるのは僅か10%程なので、老後に2000万円問題をクリアできる方はほとんどいませんよね。
働けるうちは働いて稼げば良いと思ってしまうものですが、老後働きたくても働けない、でもお金もないのはちょっと嫌じゃないですか。
生活保護制度が日本にはあるので、生きては行けますが思うように暮らすことはできません。なので、もちろん会社員の仕事は継続しつつ手元にあるお金を増やす必要があるんです。
投資家とはただの便乗
投資のエントランスゲートをくぐった瞬間に偉大なる投資家に変わってしまう方がたまにいます。
さぞ投資家がこの世の頂点のような存在として君臨し、自分がその投資家であることをアピールし、そして投資をしていない人を見下だす。
このような訳の分からない方にならないようにしてください。僕から言わせれば投資家はただの便乗屋ですから。
僕は便乗するのをカッコ悪いとは思いません。なぜなら世の中は便乗だらけであり、便乗することで恩恵を受けてきたことが多いからです。
例えば車・携帯等、便利な物に便乗しその恩恵を今も継続していませんか。
株式投資は企業の株を買い、企業の発展と共に株価が上がることで恩恵を享受できる仕組みなのでまさに便乗ですよね。
投資家とはなんでもない便乗屋さんなのですよ。
歴史に答えが書いてある
次々と新しいイノベーションが起こり目まぐるしく世の中が変わっていきますが、リバイバルしていて、らせん状に進んでいってると思ってます。
流行りで新しいけど、どこか昔のものに似ている…みたいな。
ですが、株式に関して。特に米国株に関しては歴史に答えが書いてあると思っていて、僕は米国株に集中投資をしています。
なぜ米国株なのかは第三章で詳しく書いていきますが簡潔にいうと長期で見た場合ずっと右肩上がりだからです。
これはVTIというETFのチャートで、何度かの暴落はありますが基本的に右肩上がりです。
バンガード社が提供している商品(上場投資信託=ETF)であり、日経平均株価やダウ平均など株価指数に連動するように運用されている投資信託のことで、米国の企業約4000社に投資をするETFです。米国の企業を丸ごとパックにしたような商品なので、VTIを買うのは米国の企業全ての株主になるようなものです。
世界的株価の大暴落は今まで何度もありましたが、全て乗り越えてますし2020年のコロナショックによるあらゆる金融商品が暴落してからも強く戻しさらに上昇しています。
こういった状況からも米国株一択で、ある程度良いと思ってます。
なんにしても歴史は繰り返され、そしてリバイバルし新しく生まれ変わっていくので、これからも大暴落もあるしその後の引き戻しもあると思います。
歴史をみれば答えが書いてある。そんな風にチャートをみています。
まとめ
この記事(第一章)では投資を始める前の心構えをして頂きたかったのが本音で、覚悟ではなくあくまでも心構えを書きました。
「年収500万円の会社員でも十分に1億円は築ける」というのは、言い換えると特別な能力がなくても億というお金は投資を通じて誰もが手にすることのできる金額だというのを何となく知って欲しかったわけです。
株式はリスク資産なので当然資産が減る場合もありますが、長い歴史を紐解きじっくり構えて運用を続けていくことができたなら資産を大きく膨らますことができる運用方法だと思っていますし、僕自身お金が膨らみました。
忙しいサラリーマンや子育てされている主婦の方にこそ株式投資の本当の魅力を知って頂きたいと思ってますので、第二章へ進んでください。
こちらは株式投資に関しての目次記事になります
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