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投資初心者にインデックス投資を勧める理由

先日こんな質問がきました。

これから投資を始めようと思います。よくインデックス投資をするべきだと聞きます。インデックス投資ってなにが良いんですか?

F君

という訳で、インデックス投資の意味と素晴らしさを書いていきます。

この記事でわかること

インデックス投資とは

インデックス投資のメリット

インデックス投資を始めてからやること

目次

そもそもインデックス投資とは?

「インデックス」を直訳すると「指数や指標」のことになります。なので、インデックス投資と言うのは、特定の指数や指標に連動した値動きを目指す投資の手法を指します。

例えば、日経225(日経平均株価)に連動したETFや投資信託を買うと、日本の主要な株価指数に連動したパフォーマンスをする商品を買ったことになりますね。

つまり日経225に連動した商品を買うと、日本の主要な255社に投資をしていることになります。

インデックス投資はたくさんの機関投資家のパフォーマンスを上回ってきた。

投資信託は3000種類以上ありますが、そのほとんどをプロが日々考えながら運用しています(プロが運用する投資信託をアクティブファンドと呼びます)しかし、プロが運用するファンドの約70%以上がインデックス投資の利回りに負けていると言われてます。

もちろんすべてのインデックス投資がプロの運用実績を上回ってきたわけではありませんので、「どのインデックスファンドを買うか」が最も重要です。

GoogleFinanceより引用

特に最強を誇る指数と言われているのがS&P500(上の図)という米国で主要な500社の株価指数に連動した指数です。きれいに右肩上がりですね。

GoogleFinanceより引用

上の図は上海総合指数といって、中国の上海証券取引所に上場するすべての株で構成されている時価総額加重平均型株価指数のことです。S&P500に比べると上下激しいですが、次期によってはS&P500をはるかに上回るパフォーマンスがあります。

日本経済新聞より引用

上の図は「netWIN GS テクノロジー株式ファンド Bコース (為替ヘッジ無し)」のチャートです。

この商品は僕が初めてみずほ銀行のNISA口座で買ったファンド です。ゴリッゴリのアクティブファンドで買う時に3%取られ、信託報酬も1年で2,2%も取られるファンドでした。

運が良くメチャメチャパフォーマンスが良かったのを覚えていますので、アクティブファンドが常に悪い訳でもありません。高い手数料に見合った運用益を狙って、日々プロがやりくりしているので大きく資産が増えることも多いです。

インデックス投資を始めてからは特に考えることは無い

インデックス投資を買った後は特にすることはありません。 商品に構成されている銘柄を自分であれこれ入れ替えることなどもできません。チャートを見ながら売ったり買ったりしたい人からすれば、ものすごく退屈な投資方法だと思います。

できることは定期的に買い増しをするか売却するか。だけなので、投資をしている感覚はかなり低いかもしれませんね。

日々、売ったり買ったりしたい方は個別株やFXなどリスクの高い取引きが良いと思います。

ここで面白い話を1つ。

米国の「フィデリティー」と言う運用会社が2003年~2013年での間で調査し、顧客の運用パフォーマンスを見た所

成績の良かった人は

1位:亡くなった人   2位:運用しているのを忘れた人

このような衝撃的な事実があります。

どちらも「ほったらかし」ということですね。株は買う瞬間までが仕事で、買ったらもうなにもするな。が鉄則なのを知らしめるデータとなりました。

1企業が20年後も存在しているかを見極めるのは至難の業です。プロでもわかりません。

しかしインデックス投資であれば色んな企業をまとめたパック商品なので、長く続けられる確率は極めて高くなります。

手数料が激安

アクティブファンドは、ファンドマネージャーが皆さんの代わりにプロの目をきかせて、その時々の状況に合わせて投資信託の中身(銘柄)を色々変えていく手間をやってくれるので手数料が高いです。

しかし、インデックスファンドは市場の値動きに合わせた投資方法なのでほったらかしです。なのでその分手数料が安くなります。

この手数料の差だけでも1年で2%~3%変わるものもあるので、株価が上がっている時も下がっている時も手数料の差だけ資産が増えたり守られますね。

まとめ

インデックス投資のメリット

  • 多くのプロ投資家のパフォーマンスを上回ってきた
  • 少額の手数料
  • 知識や技術がいらない
  • 少額からスタートできる(100円から)
  • 完全な分散投資ではないが、損失のリスクを抑えられる

デメリットは短期間でハイリターンは望めません。

メリットとデメリットを知ったうえで、インデックス投資は素晴らしい投資手段だと思います。

投資に興味が無くてもかまいません。というより興味のない方の方が良いかもしれませんね。

お金を銀行に預けていても、今の時代は金利も低くそんなに得をしません。それどころかATMなどで引き出す時の手数料で損をしている人の方が多いのではないかと思います。

「お金」をお金に代わる「何か」に変えておくのが賢明といえます。金(ゴールド)や時計、不動産でも良いと思いますが、それらは少なからず知識が必要です。

初心者の方が一番取り組みやすく、手間がかからない「インデックス投資」が、簡単に作れる「お金のなる木」だと思うので、これから始めたい方はぜひインデックス投資を検討してみてください。

米国株式投資を始めたい方はこちら

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この記事を書いた人

22歳から17年間ずっとサラリーマンとして働き続け、39歳でFIREしました。価値観は人それぞれですが、人として賞味期限のあるうちにやりたいことを好きなだけして生きていきたいと思ってます。米国株式投資でFIREしているので、株式投資のやり方や続け方をブログとYouTubeで配信しています。お金持ちではなく、小金持ちを目指す内容になっています。

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